借金生活のはじまり②
こんばんは。ぐで子です。
前回は、借金生活のキッカケとなる初めてのクレジットカードを作ったところまでお話ししました。
つづきです。
これは魔法のカード!?リボ払いに味をしめる。
その時、大学2年生。
初めてのクレジットカード(VISAプロパー学生用)を作りました。
初めての、しかも学生に持たせるカードなので、ショッピング枠は20万円でした。
それでも、学生にとっては大金です。
『現金がなくてもお買い物が出来るなんて、魔法のカード!!』
生活費が足りなくなった時に、カードで支払いをするようになりました。
そもそも、現金がない時にカードで支払うという発想自体が、すでに借金脳である証拠。
手元にある現金は使い切ってしまう私ですので当然、返済するための現金は手元に残っていませんでした。
結果どうなるか。
支払いを先延ばしにするためにリボ払いを利用し始める事になります。
後から知ったのですが、リボ払いは割賦契約をカード会社と交わす事になり、ショッピングとは異なり借金になるんですよね。
延滞を度々繰り返し、遂には強制解約
そんな使い方をするので、あっという間にリボ払いで限度額いっぱい使ってしまいました。
⑴ 現金は使い切ってしまう。
↓
⑵ カードの支払いができない。
↓
⑶ リボ払いの枠もない。
↓
⑷ 支払いが出来ずに延滞する。
↓
⑸ しばらく⑴〜⑷を繰り返し、遂にはカード強制解約。
(カード利用期間は3年間くらい)
⑴〜⑷のサイクルを、恐怖のリボ地獄と命名します。
この後の話でも、度々出てきます。
てか、VISAのプロパーカードを強制解約されてしまうって、今考えれば相当大変な事。
(強制解約自体が大変な事ですが。)
今後、VISAのプロパーカードを作ることは不可能かもしれません。
※VISAは分割払いで1年くらいで完済しました。
エポスカードで初めてのキャッシング
ちなみに、当時付き合っていた彼がいました。4つ上だったので、彼は院を卒業して就職し、遠距離になりました。
となりの県に就職したので、中距離でしたが。
私が住んでいた街よりも、彼のいる町の方が栄えていたので、私は特急電車に乗って月に2,3回会いに行っていました。
往復で1万円くらい。お金かかりますよね。
(彼も、社会人だから交通費援助してくれてもよかったのに…なんて甘えたことを思ってました。)
しかも彼は旅行やお出かけが大好き。デート代を負担してくれるかと思いきや、食事以外は意外と割り勘でした。(当たり前だけど)
こうして、さらに私の浪費癖には拍車がかかっていきました。
VISAを作って1年くらいしてから、母親とマルイに買い物に行った時に、エポスカード(VISA)も作りました。
VISAで1ヶ月未満の延滞を度々してたけど、エポスカードはVISAの解約前でしたので、すんなり作れてしまいました。
ショッピング枠は30万円、1年くらい使って気づいたのが、エポスカードにはキャッシング枠が30万円付いてました。
もう、嫌な予感しかしませんよね。
おそらくVISAを解約されてしまった頃、ある月に本当にお金がなくて、家賃も払えなくて焦り、どうにも首が回らなくなってしまった時がありました。
てか、仕送りをもらってるのになんで家賃も払えないのか?って思いますよね。
大バカものの私は、家賃に支払うお金を考慮にもいれず、彼に会いに行ったり、散財してしまったりしてたのです。
『お金ないから会いに行けない。遊びに行けない』って言えば良いのに、当時は恥ずかしくて言えませんでした。
そう、借金持ちの共通項、見栄っ張りの性質も私は併せ持ってました。
話は戻して、家賃の支払い。
家賃は口座振替じゃなくて、大家さんに手渡しするシステム。
彼とのデートで散財して、カードの引き落とし、光熱水費とかが口座振替されると、家賃が残らなくなってしまったのです。
何ヶ月か滞納してしまった時もありました。
その時は実家に連絡が行き、両親が肩代わりしてくれました。
心底呆れられ、相当に怒られました。
親に幻滅され、信頼を失ってしまったことで、暫くは相当落ち込みました。本当に最低です。
『二度と、こんな思いはしたくない!』
親に、自己管理が出来ない人間だと思われたくない。なんて、親にすら見栄を張っていた私。
こんな思いをしたら、普通の人は自分の浪費グセを治して生活を改める努力をするとこなのに。
この頃には、お金を使うという行為自体の快感も感じていたのもあって、全然浪費が辞められません。
今やっと理解しているのですが、私は物欲がある訳ではないんですよね。
絶対このブランド物が欲しい!絶対あそこに旅行に行きたい!
とか心の底からの欲求で、お金を使う事はあまりありません。
- 人に対してケチだと思われたくない(=裕福な環境にいると思われたい見栄っぱりな性格)
- 『お金がない』なんて、自己管理が出来ないと思われるから言いたくない(出来てないくせに)
- お金を使う事自体に快感を覚えている。そしてその快感に依存している
大きくはこの3つが、浪費を辞められない大きな理由だと思います。
そんな私なので、親にしこたま怒られたにも関わらず。全く懲りずに浪費を繰り返していました。
そしてついには、エポスカードのキャッシングに手を出してしまいます。
続きます。(長くなりそう…)
借金生活のはじまり①はこちらから
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